目次
はじめに
FPSを始めたばかりの方や、エイムが上達したい初心者、中級者の方に向けたマウスの持ち方・選び方をFPSゲームを数千時間とKovaakを約2000時間プレイした経験を持つ著者が細かく解説します。
マウスの持ち方や選び方は意外と重要で、FPSに慣れていたり、自分で持ち方や感覚を修正できる方でなければ、適当に選んでしまうと失敗しがちです。
筆者もさまざまなマウスやその他デバイスを試し、多くの失敗や持ち方の修正を経験しています。
こうした実体験や自論から、おすすめのマウスの持ち方や選び方を紹介していきますので、ご興味のあるポイントだけでもぜひ読んでいただけると嬉しいです。

Kovaak約2000時間・ApexLegends4000時間。VALORANTも数千時間
マウスの持ち方
まずはマウスの持ち方について、初心者向けにわかりやすく解説していきます。
FPSをあんまりやった事がない方や自分はどの持ち方がいいか分からないといった方向けですので、なんとなくわかっている人や今の持ち方に不満がない人は、読み飛ばしても大丈夫です。
- マウスの持ち方は主に3種類

①かぶせ持ち(イラスト中央上)
かぶせ持ちは、マウスに対して指全体や手のひら全体をマウスにべったりと接地させる持ち方です。
➁つかみ持ち(イラスト左下)
つかみ持ちは、指の全体ではなく指の一部と手のひら一部を浮かせた状態でマウスに接地していれば、基本的にはつかみ持ちと呼ばれます。
指や手のひらの接地する部分に個人差が出やすい持ち方です。
③つまみ持ち(イラスト右下)
つまみ持ちは、指先だけがマウスに接地しており、手のひらのどこもマウスに触れず浮いている状態です。
かぶせ持ち・つかみ持ち・つまみ持ち それぞれの特徴
「持ち方にはそれぞれメリット・デメリットがある」とよく言われており、実際に全ての持ち方を長く試した経験からそれぞれの特徴を解説します。
かぶせ持ちの特徴
手全体でマウスをしっかりホールドする構造上、上下方向に視点がブレにくくエイムや視点操作に高い安定感があり、トラッキング・ヘッドラインの維持・プリエイムの構築といった動作も綺麗に行いやすいのがかぶせ持ちの特徴です。
一方で、指先だけを使う必要があるようなミリ単位の上下フリックにおいては、つかみ持ちやつまみ持ちほどの自由度がなく、習得にはそれなりの練習量を要する。
つかみ持ちの特徴
つかみ持ちは、かぶせ持ちよりも自由度が高く、つまみ持ちよりも安定感があるバランス型の持ち方で、細かなフリックや精度の高いトラッキングを両立できる操作性の高さが特徴です。
指の曲げ方や接地位置、手のひら・指の付け根の触れるポイントに個人差が大きく、派生パターンが多く存在しています。そのため、最適な持ち方を見つけるまで試行錯誤が必要だったり、数日、数週間、数か月単位で気が付けば持ち方が変化していたりと、日によって操作感や調子に差が出やすい傾向がある。
つまみ持ちの特徴
指先のみでマウスを保持し、指と手のひらの間に空間ができる構造のため、指の可動範囲を活かした繊細なエイムの補正や高いフリック精度に優れているのがつまみ持ちの特徴です。
ただし、つまみ持ちは指だけでマウスを保持し、エイム操作も指で行うため、わずかな力加減や震えがミスに直結しやすく、その分マウス操作技術そのものが求められる。
ここまでで、かぶせ持ち、つかみ持ち、つまみ持ちの特徴について解説しました。
3種類の持ち方がある中でじゃあ結局自分はどの持ち方がいいの?や一番強い持ち方はなに?といった疑問が出ると思いますので以下で解説いたします。
自分に合った持ち方はなに?
自分に合った持ち方を見つけるには、”一旦全部試す”が一番確実ですが、実際に試して慣れるまでに時間はかかりますし、慣れただけで合ってる持ち方ではないかもしれない、という疑問が出るのもあまりよくありません。
今なるべく合っている持ち方を探すとしたら、まずはFPS等をしていない時の「無意識にマウスを握ったときの形」を思い出してください。
意識せず、無駄な力を入れずにマウスを持ち、かぶせ・つかみ・つまみ持ちどれに一番近いかを確認してみてください。
該当した持ち方が最適解か分かりませんが、無駄な力が入っていない、安定して自然に動かせる操作感でしたら、それは自分合った持ち方と言えます。
自然な操作感が分からない場合
マウスを持たずに右手の人差し指で、マウスパッドの上に文字を書くような動きをしたり、大きく線を引いたり、〇を書く動作をしてみてください。
指先(手)を動かせば手首・腕・肩も自然に連動して動く感覚があるのが理想です。
これをマウスを握っている時にまったく同じ感覚を得るのは難しいと思いますが、なんとなくは分かると思います。
まったく分からない場合はデスク環境(机や椅子の高さ)から見直してみるのもよいかもしれません。
マウスの持ち方の結論として
- 今の持ち方に大きな不満がない、長時間プレイしても痛みもでず、安定感があり無駄な力も入っていない→そのままでも大丈夫。
- 自分に合った持ち方を探したい→すべての持ち方をなるべく長期間試す or 無意識にマウスを握った時の形を基点として、問題があれば少しずつ改良。安定感や操作感に違和感が無ければ、それは自分合った持ち方です。
- 一番強い持ち方→どの持ち方も世界トップクラスのプレイヤーは多数存在しており、「この持ち方が最強」といった正解はなく、どの持ち方でも強くなれる可能性があります
こだわりすぎずに、ゆっくり自分なりの持ち方を探していくのが大切です。
自分の持ち方に合ったマウスの選び方
「マウスの持ち方」で自分の持ち方がある程度わかった方に向けて、ここではその持ち方に合ったマウスの選び方を解説します。
マウスには「かぶせ・つかみ・つまみ」の3つの持ち方がありますが、マウスを選ぶ際には手の大きさも重要な要素になります。
そして、それぞれの持ち方を意識した形状・サイズのマウスが数多く販売されています。
選び方としてこれらを考慮せずに「マウスのスペック」や「プロが使っているから」や「評判がいいから」といった理由だとFPS入門としては非常にいいですが、自身のパフォーマンスが落ちてしまう可能性もあります。
最も失敗が少ないのは、PC専門店など実際にマウスを試せる環境で自分に合う物を選ぶことですが、そういった店舗は減っており、近場にない人も多いでしょう。そうなると、スペックやレビューをもとに購入し、実際に使ってみるしかないのが現状です。
そういった方に向けた持ち方ごとに相性の良いマウスの特徴や、サイズ感・形状などの観点から、マウス選びのポイントを解説していきます。
まずは全持ち方共通のポイント
どの持ち方であっても、以下の点はできる限り意識したい要素です。
■ 無線マウスを選ぶ
よほど特別な理由がなければ、無線マウスを選ぶことをおすすめします。
現在のハイエンド無線マウスは有線と比べても遅延がほぼゼロ(人間だと体感不可)でパフォーマンスに違いがでません。
有線マウスも進化して柔らかいケーブルが主流になりましたが、物理的な引っかかりや違和感は存在しています。
そして、無線のマウスでもなるべくポーリングレート(hz)4000Hz対応、できれば8000Hz対応のマウスを選ぶのが理想です。
最近はポーリングレート(hz)8000hz対応が主流になってきており、それ以下のマウスはやや旧型の印象が出てきています。
実際のところ、高いポーリングレートの違いを体感できる人がどれだけいるのかは疑問で、持ち方に合わせた形状やサイズ感を優先する方が良いが、デバイスでの言い訳の余地が残る状態でプレイするのはメンタル面でもマイナスになるため、可能なら高ポーリングレート対応モデルを選びましょう。
かぶせ持ちの方のマウスの選び方
- なるべく左右非対称のエルゴノミクスマウスがおすすめ
かぶせ持ちは手全体でマウスの握るような形になる為、人間工学(エルゴノミクス)を意識して作られたマウスの恩恵を大きく受けます。しかし大きいマウスが多く手の小さい人は選択肢が少ないです。 - 手の大きさや感覚の好みでマウスの長さ/高さ/幅を意識する
かぶせ持ちのオススメマウスはある程度高さがあり中~大程度の大きさのマウスがいいとされていますが、手の大きさや感覚の好みで選び方が変わります。
2.1 手の大きさ
手の大きさが小さい人は長さ・高さ・幅のあるマウスを選ぶと、グリップ(握る、掴む)というより「手を乗せている」に近い状態になることがあります。
女性の平均サイズ(約169mm誤差有)前後の方がLogicool G PRO XSUPERLIGHT 2をかぶせ持ちすると、マウスをしっかりと持てていない為、マウスを振った時に不安定感があるようです。
手の日本人平均サイズ(手首のシワより中指の先端) 男性183.4mm・女性169.3mm
SUPERLIGHT 2 長さ125×幅63.5×高さ40mm
SUPERLIGHT 2 DEX 長さ125.8×幅67.7×高さ43.9mm
2.2 マウスパッドに手首や指の付け根が触れる感覚がある方が良い・触れない方がいいなどによってマウスの大きさを見る
マウスを操作する際、手首が浮いてると不安定に感じたり、親指や小指の重心が傾いている側の付け根がマウスパッドに触れる感覚があるほうがいい人またはその逆の人がいます。マウスを深く持つ・浅く持つで調整は出来ますが、マウス選びの段階からマウスの長さや高さで調整するほうが無難です。
かぶせ持ちオススメマウス
手に合えばずっと使っていても問題ないレベルのマウスをオススメしています。
Razer Viper V3 Pro
Amazon2025年のマウス界の王道にまでなっているRazer Viper V3 Proです。
ちょうどいい大きさ(長さ127.1×幅63.9×高さ39.9mm) 軽い(約54g) エルゴノミクスデザイン
かぶせ持ちにオススメ3拍子揃っています。
手が男性平均前後(平均183.4mm)の方には無条件でオススメできます。
かぶせ持ち特化というよりは万能寄りの形状ではありますが、それ故にどんなかぶせ持ちをする人でもフィットする配置が見つけやすいです。
Logicool G PRO X SUPERLIGHT 2
Amazonとにかく無難な形状とちょうどいい重量(約60g)の左右対称王道マウス
左右対称にしてはやや大きめで手の大きさが175mm以上の方にはオススメ。
使ってみて手に合ったら他のマウスは必要ないと言えます。
つかみ持ちやつまみ持ちも出来るので入門やゲーミングマウスを使って色々試してみたい方にもオススメ
長さ125×幅63.5×高さ40mm
Logicool G PRO X SUPERLIGHT 2 DEX
Amazonこのマウスは”かぶせ持ち”なのか”つかみ持ち”なのか曖昧な持ち方の人で手が男性平均かそれ以上の方にはオススメです。
このマウスもちょうどいい大きさ・軽さ・エルゴノミクスとかぶせ持ちによさそうですが、形状的に親指をやや曲げる形がフィットするので、かぶせ持ちの人に万人受けするかはちょっと難しいですが、つかみ持ちの要素も混ざっている方にはいい形状をしています。
長さ125.8×幅67.7×高さ43.9mmと無印のSUPERLIGHTより大きくなっているものの重量は(約60g)変わらずです。
SCYROX V6
Amazon手が小さいけどかぶせ持ちをしたい方にオススメ出来るマウス
G-wolves HTS Plusのクローンで比較的どんな持ち方でも出来る形状です。
重量約40gの長さ119×幅61×高さ40mmと軽くて大きすぎず小さすぎず女性平均前後の手にちょうどいいサイズ感と左右対称のエルゴノミクスデザインではないものの、8000hz対応とこれ以上はない性能をしています。
手のサイズ次第ですが、つかみ持ち・つまみ持ちでもオススメ
つかみ持ちの方のマウスの選び方
- 全体的に背が低く、後部だけ高い形状のマウスがおすすめ
つかみ持ちは指と手のひらの間には空間ができ、指先はもちろん、手のひらや指の付け根とのフィット感が重要になっています。
その為、全体的には背が低いが後部だけ高いようなマウスがフィットします。左右対称・エルゴノミクスに関してはどちらでもよいが、極端な形状よりは親指側がフィットする、ゆるやかな形状、もしくは左右でいいとこどりのような形状のマウスがいいです。
しかし、癖の少ない万人受けするマウス等も非常に扱いやすいです。 - 手の大きさによっては、つかみ持ちもマウスの大きさには注意
手のサイズが男性平均あるような人だと、極端に大きかったり小さかったりしなければ、どんなマウスでもつかみ持ちの形では持てる汎用性の高い持ち方ですが、手の小さい方だと横幅や高さが大きいと窮屈に感じたり、マウスの長さがある場合は、クリックしにくい指の配置になってしまったりします。
個人的には、高さや長さは慣れや工夫でなんとかなると思っていますが、横幅の大きさで問題があった場合はどうしようもない可能性が高いです。
女性平均サイズの手ですと恐らくLogicool G PRO X SUPERLIGHT 2は限界ギリギリのサイズ。
手の日本人平均サイズ(手首のシワより中指の先端) 男性183.4mm・女性169.3mm
SUPERLIGHT 2 長さ125×幅63.5×高さ40mm
SUPERLIGHT 2 DEX 長さ125.8×幅67.7×高さ43.9mm
つかみ持ちオススメマウス
手に合えばずっと使っていても問題ないレベルのマウスをオススメしています。
Razer Viper V3 Pro
Amazonかぶせ持ちのオススメマウスでも紹介している、2025年のマウス界の王道 Razer Viper V3 Proです。
ちょうどいい大きさ(長さ127.1×幅63.9×高さ39.9mm) 軽い(54g) 8000hz対応 その他も全てハイスペック
この辺りはもちろん素晴らしいのですが、やはり形状が素晴らしく、つかみ持ちにおいてもフィットします。
2025年現在、このマウスが手に合えば他のマウスは必要ない程のクオリティです。
手が男性平均前後(183.4mm)の方には無条件でオススメしますが、つかみ持ちだと手の大きさが175mmくらいの場合は多少窮屈に感じる人もいるかもしれません。
Logicool G PRO X SUPERLIGHT 2
Amazonとにかく無難な形状とちょうどいい重量(約60g)の左右対称王道マウス
使ってみて手に合ったら他のマウスは必要ないと言えますが、つかみ持ちだと手のサイズが女性平均くらいだとかなり窮屈に感じられると思います。
かぶせ持ちやつまみ持ちも出来るので入門やゲーミングマウスを使って色々試してみたい方にもオススメ
長さ125×幅63.5×高さ40mm
ZYGEN NP 01S V2
販売サイトを見るこのマウスは全体的に背が低く、つかみ持ちに適した幅(くびれ)と後方に向かってやや高くなっている形状で、2025年のつかみ持ちが出来る無線のマウスと言えばこのマウスでしょう。つかみ持ちと決めた方は一度試してみるのをオススメします。一度慣れてしてしまえば、他のマウスには戻れなくなるほどの気持ちいいくらいのフィット感があります。
文句のつけようがない形状とセンサーのスペック、現在は4000hzまで対応ですが、8000hzまで対応予定です。
しかしサイズが小さめなマウスな為、手が大きい方には合わない可能性があります。(長さ118×幅63×高さ37mm 重量56~57g)
Lamzu MAYA X
Amazon長さ124×幅62×高さ40mmとやや大きめのサイズ感ながら、なんと重量は約47gで非常に軽いマウス。
ポーリングレート8000hzにも対応。
大型の軽量マウスは側面に穴が開いていたりしますが、Lamzu MAYA Xは穴のない左右対称で指が自然とフィットする癖のない万能な形状と、この大きさと性能で軽量なのは珍しく、手が大きい人向けの小さめ軽量マウスといった印象です。
つかみ持ちはもちろん、かぶせ持ちや手のサイズによっては、つまみ持ちでも扱いやすい万能寄りなマウスになっています。
つまみ持ちの方のマウスの選び方
- 小型・軽量で左右対称のマウスがおすすめ
つまみ持ちは指先だけでマウスを支え、手のひらもほとんど触れず、細かい動き指先の動きだけで行う為、軽量かつ小型のマウスがオススメです。左右対称である事でバランスもとりやすく、細かいコントロールがしやすいです。 - マウスのセンサーの位置とマウスサイズの確認
マウスを深く持ち、センサー奥よりに親指が接地する場合や、浅く持ち親指がセンサー手前に接地する特殊な場合(これらはオススメしない)でないかぎりは、親指はセンサーの横にある為、センサーの横に指をおいてマウスの長さ的につまみ持ちとして扱えるかを確認する必要がある。
手の小さい方はG PRO X SUPERLIGHT 2をつまみ持ちをしても、手のひらのどこかが触れ、かぶせ持ちとつまみ持ちが曖昧な状態になる。
手の日本人平均サイズ(手首のシワより中指の先端) 男性183.4mm・女性169.3mm
SUPERLIGHT 2 長さ125×幅63.5×高さ40mm
つまみ持ちオススメマウス
初中級者向けに紹介したい為、穴空きマウスではない小型、軽量のマウスを紹介しています。
Darmoshark M5
Amazonこのマウスは長さ91.71×幅57.47×高さ35.75mmの重量38g(±2)と非常に小さく軽量。
フィンガーチップ マウスと呼ばれているジャンルで、”指先のみ”のつまみ持ちに特化したマウスです。
通常のつまみ持ち向けのマウスと違って、完全に手のひら側が触れないようにマウス後部がちんまりしていて、それ以外は側面が僅かに傾斜がついてるくらいの癖のない左右対称形状。
指先のみしかマウスに接地されない操作を行う為、手の小さい方も大きい方も関係なく使えますが、手の小さい方の方がしっかりした操作感が得られます。
他のフィンガーチップ系と比べると、少し重量がありますが、このジャンルのマウスの中では珍しく側面に穴のないしっかりした形状で、アップデートすればポーリングレート8000hzにも対応している珍しいマウスです。
ATK Blazing Sky F1 Extreme
Amazon程よいくびれで扱いやすい形状の左右対称マウス、長さ118×62.4×38.8mm 重量35g(±2)と穴無しマウスの中だと極限まで軽量化された小型マウスです。
手が男性平均サイズ(183.4mm)であれば、ちょうどよくつまみ持ちが出来るサイズ感ですが、つかみ持ちも試したい場合はギリギリかちょっと難しいかもしれませんが、つかみ持ちの方がハマる可能性もあります。
女性平均サイズ(169.3mm)の手であれば、つまみ持ちもつかみ持ちも両方試す事の出来るサイズ感です。
もちろんポーリングレート8000hzにも対応ですが、8000hzで動かし続けた場合バッテリーの消費が早いようです。
FnaticGear Lamzu MAYA 8k
Amazonつかみ持ちの際に紹介したLamzu MAYA XがLサイズのマウスとすればこれはM~Sサイズ版になります。
118.3×62.1×37.7mm重量45g(±2)と小型の軽量マウスで、形状はMAYA X同様に指が自然とフィットする癖の無い万能な形状。
とにかく使いやすく、手のサイズ次第でかぶせ・つかみ・つまみ全て試す事が出来ます。
SCYROX V6
Amazonかぶせ持ちの際にも「G-wolves HTS Plusのクローンで比較的どんな持ち方でも出来る形状です。」とこのマウスを紹介しましたが。
HTS Plusというマウスがつまみ持ちに向いており、SCYROX V6もつまみ持ちだと非常にオススメです。
重量約40gの長さ119×幅61×高さ40mm
手のサイズ次第ですがつかみ持ちでもオススメ
まとめ
以上でマウスの持ち方、選び方、おすすめのマウス紹介の終わりとなります。
マウスは、持ち方、手の大きさ等によって「合う・合わない」が大きく変わるデバイスです。
かぶせ持ち・つかみ持ち・つまみ持ち、それぞれに合った形状やサイズ感がある為、自分の持ち方傾向を踏まえてマウスの選ぶことが大切です。
持ち方や手に合ってないサイズ感のマウスだとしても”上達しない”というわけではありませんが、一瞬一瞬の撃ち合いや、長時間パフォーマンスを事が保つ大切なFPSにおいて手に合わないマウスは、精度の低下やストレス、疲労に繋がります。
この記事が理想のマウスを見つけるヒントになれば幸いです。